御挨拶

発想力は、だれの頭のなかにも元来あるものです。

しかしさらに鍛えるためには、工夫が必要です。なぜなら、意識するしないにかかわらず、私たちはさまざまな規則や制度、習慣などで がんじがらめに縛られて生活しています。ですから右脳を鍛え、ユニークな発想力を自分のものにするためには、まず、これらの壁を打ち破らなければなりません。既成の壁を打ち破るためには、まず目覚ましが必要です。

珍道具は、埋もれる発想力の目覚ましの役をしてくれます。

では、目覚めた後には、どうしたらよいのでしょう?発想力を鍛えるために、逆理の発想があります。逆理の発想というのは、私たちをがんじがらめに縛りつけている道理や条理、常識、習慣、シキタリなど、もろもろの価値観と正反対の視点に立って発想することです。

珍道具で潜在能力を覚醒させ、逆理の発想方法を身に付ければ、発想力が自然と身についてくるのです。

テロやリストラなど巷には暗いニュースがあふれています。こんな時代だからこそ発想力を高めて、せめて心は豊かにしていきたいものです。

日本珍道具学会 会長 川上賢司


●川上賢司プロフィール

1946年奈良県生まれ。
東海大学航空宇宙学科中退。1992年、日本珍道具学会を主宰。雑誌編集、商品開発、販促、イベントなどの企画に携わるマルチ人間。

著書には、『仰天珍道具事典(全3巻)』 カタログハウス、『珍道具大博覧会』 扶桑社、『世界の珍発明』 風雅書房など。「珍道具」の本は、英語(全3巻)、ドイツ語、スペイン語、中国語(全5巻)、フランス語など、世界5カ国語に翻訳され、出版されている。

講演会やテレビ出演など、幅広く活躍中。
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   珍道具十カ条
一  実用になってはいけない
ニ  機能をもっていなければいけない
三  アナーキーでないといけない
四  暮らしの道具であること
五  市販されてはいけない
六  ユーモアを目的としてはいけない
七  ブラックユーモアはいけない
八  下ネタはご法度
九  金儲けは厳禁
十  インターナショナルであること
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